「信頼できる認証マークはどれ?」
オーガニックコスメの全成分チェックは難しいし面倒なので、オーガニック認証マークが付いてると大丈夫!だと思っていませんか?
オーガニックコスメには世界で統一された基準がなく、世界中にたくさんあるオーガニック認証団体はそれぞれ独自の基準を設けています。
そういった実情を問題としたヨーロッパでは、2010年に『コスモス(COSMOS)』という認証団体が設立され、それまで信頼を積み上げてきた主要な5団体、「BDIH(独)」「エコサート(仏)」「コスメビオ(仏)」「イチェア(伊)」「英国土壌協会(英)」が参加しました。2017年から、個々の団体での異なる認証基準を止め、コスモスの統一基準で認証することを実施しています。よくSNSやネットでこれがオーガニックコスメの世界統一基準だとしていますが間違いです。コスモスはあくまでも世界中にたくさんあるオーガニック認証団体のひとつです。
そのコスモス基準の一例ですが、完成製品の最低20%をオーガニック原料とし、シャンプーやリンスなどのような使った後に洗い流すリンスオフ製品はオーガニック原料が10%でいいとしています。
つまり、バナナ5本売りで、そのうち1本の半分がオーガニックなので全体としてはオーガニックバナナです!という非常に理解し難い基準だと感じるのは僕だけでしょうか?
そして、パラベンや安息香酸など、一部の石油系合成成分の配合も認めており、オーガニックを求める消費者の視点に立つというよりも、化粧品メーカーの都合に配慮した感が否めません。
一方、その他にたくさんあるオーガニック認証団体の中でも、「USDAオーガニック(米)」「デメター(独)」「JOCA(日)」の3つのオーガニック認証団体では石油系合成成分の配合は一切認めていません。
そして、各団体の原則的な基準をみると以下のようになります。
⚫︎USDAオーガニック・・・オーガニック認証は水分と塩をのぞき、95%以上がオーガニック原料であること。
⚫︎デメター・・・コスメ認証の植物原料については、バイオダイナミック農法によるものを90%以上使用。製品全体は100%自然原料であること。
⚫︎JOCA・・・完成品が天然成分100%で製造されていること。(天然成分とは圧搾・粉砕・蒸留などの物理的な処理での抽出、もしくは、加水分解・ケン化などの最低限の化学的処理で作った自然界で循環可能な成分です。)
これはオーガニック認証の現状の一部ですが、認証マークだけを信用せずに商品裏面の全成分チェックをするようにして下さいね。
※成分チェックは以下の日本オーガニックコスメ協会「成分辞典」のサイトをご活用下さい。
https://jocadic.site/
文 コササ ヒサユキ(Natural & Organic esiotrot)
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