Column 「   ホホバオイル 」


 

言わずと知れたホホバオイルですが「イマイチ何が良いのか解らない」とか「化粧品メーカーから販売されている物の方が良いような気がする」とか言うお声をちょいちょいお聞きするので、今更ですがおぼえ書き程度にちょっとまとめておこうと思いました。

 

 

 

 

ホホバオイルとは

ホホバ(ナデシコ目に属する常緑低木)の種子が原料となる植物油。

常温で液状の蝋(ワックス)と言えるオイル。

 

 

 

 

ホホバオイルの特徴

一般的な植物性油や動物性油より毒性がなく安定性も高いオイル。

抗酸化作用が強いのでお肌のトラブル(シワ・タルミ・シミ)となる酸化作用からも守ってくれ、肌に浸透する際に細胞間脂質を壊さない事も含め擬似皮脂としての有効性も知られています。

新陳代謝や血行を促してくれる効果も期待できるほどビタミン類(ビタミンE・ビタミンC)が豊富に含まれるそうです。保湿効果と抗酸化作用を持っているため、アンチエイジングに最適なオイルと言えると思います。使用用途はスキンケアからヘアケア、オーラルケアまで実に多様に用いられます。

 

 

 

 

ホホバオイルの種類(インカオイル社製100%オーガニックオイルの場合)

ゴールド(当サロン取り扱い商品)

低温圧搾法にて抽出された一番搾りのホホバオイルは未精製の為美しいイエローの色から「黄金の液体」と呼ばれています。加工に手を加えていない点からも、ホホバオイル独特の芳醇な香りがほんのりと薫ります。テクチャーは柔らかく、肌なじみが良くサラッとしています。しっとり感があり、乾燥肌の方にお勧めです。 *HP抜粋

 

デオドライズド

ゴールドから香りを取り除いたデオドライズドは、精油本来の香りを損ねないよう精製されていますので、アロマセラピー全般の幅広い目的のオイルとしてお使い頂けます。ベビーマッサージ等にも使用しています通り、使用感は大変マイルドです。 *HP抜粋

 

ライト

ゴールドから色素を取り除いた”透明”のライトは、敏感な肌質の方や肌の機能が低下している方に特に向いています。出来るだけ、品質を損ねないように注意深くクレイ状のフィルターで色を抜いている為、程よく柔らかな香りが残りますが、ゴールドに比べるとクリアさがより深くでます。精油とのブレンドの相性も良く、アロマクラフト作り手作りコスメなどにお薦め。 *HP抜粋

 

 

 

 

ホホバオイルの抽出方法

「溶剤抽出法」

溶剤抽出法は高温処理をするため、抽出時に本来の成分が変質してしまう。

 

「低温圧搾法」

低温圧搾法は圧力で抽出をする方法で高温処理をしないので本来の成分を変質させずに抽出できる。

 

 

 

 

オーガニックであるかどうか?

農薬や化学肥料を使用し生産されたホホバオイルは使用時にトラブルが起こるリスクはあると思います。なのでできるだけ肌に優しい物を選びたいのであれば、オーガニックのホホバオイルを選ばれた方が良いかと思います。

*インカオイル社製のホホバオイルは世界的権威オーガニック検査機関OIAの認定を受けています。

 

 

 

とまぁ、ホホバオイルに関する主だった事はこんな感じでしょうか。 次回は使用方法やそれをもとに少しでも脱ケミカルして行く方法をまとめて見ようかと思っております。最後まで有難うございました。

 

 

 

文 西尾秀治(PAGEPARK Organic Hair Design