Column 「   湯シャンでつくるナチュラルヘアの質感  」


 

 

 

 

 ナチュラルヘアってどんなヘアスタイルのことをいうのでしょうか?

 

言い換えると「造り込まないヘアスタイル」のことですね。

 

ブラシやヘアアイロンなどの道具とWAXやヘアスプレーなどのスタイリング剤をほとんど使わなくてもいいヘアデザイン。

 

カットが重要になってきますね。

 

しかし、その前に重要なのが素材となる髪の状態。

 

ヘアカラーや縮毛矯正などのケミカルを多用すると髪がダメージを受けて素材そのものが軽~くなってしまいます。

 

すると、ジリジリふわふわ落ち着かない感じになってしまうんです。そこで、しょうがないからスタイリング剤に頼って無理矢理落ち着かせようとします。

 

これではナチュラルヘアとは言えないですね?

 

シャンプーも同じです。

 

界面活性剤が強く洗浄力が高いシャンプー剤で洗い過ぎると必要以上に皮脂を落としてしまいます。そして、キシミが気になるのでシリコンだのポリマーだのが入ったトリートメントを使うと髪がさらさらと軽~くなって、とても不自然な質感になってしまうんです。

 

本来のナチュラルヘアの質感を表現するためにオススメなのが、ヘアカラーや縮毛矯正などのケミカル施術をしないのはもちろんですが、シャンプーもなるべく使わないで『湯シャン』をするのがいいですよ!(コラム「湯シャンをはじめた理由」参照)

 

ドライスキンの方はほぼ問題なく毎日湯シャンでもオッケーですが、オイリースキンの方はちょっと厳しいみたいですね。その場合、3日~1週間に1回、ハーブ粉のシャンプー(「マハラニ 香る髪プラス」がオススメ)を使って下さい。

 

この様に洗い過ぎないことで、皮脂が残って髪そのものがしっとりと落ち着きやすくなります。

 

すると、ナチュラルヘアを表現するカットが活きてくるんですね~♪

 

 

 

文 小笹久幸(Natural&Organic esiotrot