環境ホルモンって何?
環境ホルモンとは、環境中に存在するホルモンのような物質という意味合いから生まれた言葉だそうで、科学的名称は内分泌攪乱物質と言います。
内分泌、つまり、ホルモンの事ですが、女性ホルモン、男性ホルモンといった性ホルモンや糖の分解を促すインシュリンなどのように、ホルモンは様々な臓器で分泌され、私たちの身体を正常に保つ働きを持っています。
すなわち、環境ホルモンとは、ホルモンの働きを乱して、身体に様々な問題を引き起こす可能性があると言われている合成化学物質の事です。
また、環境ホルモンは野生生物にも影響を及ぼし、卵のふ化率低下、オスのメス化、メス同士のつがいや免疫力低下による哺乳類の大量死など生態系への問題も指摘されています。
こういった事をちゃんと考えている本物のオーガニックコスメには環境ホルモンとされる成分が配合されていないはずですが、オーガニックコスメはイメージだけで購入せず、必ず商品の裏面、全成分をチェックして欲しいと思います。
特に今回の環境ホルモンについて言えば、「パラベン」「オキシベンゾン」「トリクロサン」や「香料」が配合されていないものを選ぶ事が大切だと思います。香料に関してはまたお話ししますが香料と記載されている場合のほとんどが合成香料です。そして、特に妊娠中の女性や子どもはしっかり注意していただく事をオススメします。
文 コササ ヒサユキ(Natural & Organic esiotrot)
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